汚染防止: 創傷からの滲出液などで汚染された物品は、適切に処理しましょう。
また、足を洗うときの力加減も重要です。患者に「痛くないですか?」と頻繁に声をかけ、適切な力で洗うよう心がけましょう。
⇒「職員の業務過多・残業の改善方法」解説資料のダウンロードはこちらから
足浴は、足をお湯につけて温めるだけの簡単なケアですが、看護や介護の現場では多くの目的と効果を持つ重要なケア方法として取り入れられています。特に、高齢者や寝たきりの方にとっては、身体機能の維持や感染予防、心身のリラックスなど、複数の効果が期待できます。
看護ケアとして、足浴ができるかどうかしっかりとチェックしてください。
袋の上から優しくマッサージするように洗い、時間が経ったら袋を皮膚に密着させながら泡をこそぎ落とすように外します 。
すすぎ: 新しいお湯をピッチャーに用意し、再度温度を確認します。片足ずつバケツから上げながら、石鹸分が残らないように、かけ湯で十分にすすぎます 足浴 。
「足浴って基本は分かるけど、患者さんごとにどう工夫すればいいの? 安全に、もっと気持ちよくケアしてあげたいな。観察点や注意点も、これで合ってるか自信がないかも…」
温度感覚: 温度を感じにくい場合があるため、湯温の確認は慎重に行います 足浴 。
現在は、医療・介護ライターとして、医療介護従事者や一般の方向けに実践的で役立つ情報を精力的に発信している。
足浴にアロマ(精油)を取り入れると、香りの効果でリラックス効果がさらに高まります。
せっかく足をきれいにしたのだから、その後のケアでさらに良い状態を保ちましょう。
糖尿病の患者さんは、神経障害や血行障害により、足のトラブル(糖尿病足病変)のリスクが高い状態です。
「足浴をしませんか?足を温めてきれいにすると、さっぱりして気持ちがいいですよ」「血行も良くなりますし、リラックスできますよ」など、足浴の目的や効果を具体的に伝えましょう 。